仕事しつつ子供ふたりを育てつつ、立ち飲みワインや好きなことも楽しむ日々のライフログ。            インデックス投資と断捨離シンプルライフに試行錯誤中

祝!カズオ・イシグロのノーベル文学賞  

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昨日、カズオ・イシグロがノーベル文学賞取りましたね!春樹よりも個人的には嬉しいです。その静謐な積み上げていく文章と節度のきいた表現なのに、どうしてこんなに人の感情を揺さぶることができるのか。。。特にベストセラーの「わたしを離さないで」は、読んでいくうちに独特の世界観の構築に引き込まれ、その中でもやはり丁寧に人間というものを紡いでいく文体に魅了された読者の一人です。あらすじのご紹介はいろいろなところでされているので割愛しますが、素晴らしい作品です。

断捨離で本を処分したときに、うちに残ったのは「日の名残り」と「わたしを離さないで」。音楽と夕暮れをめぐる短編の「夜想曲集」は処分しました。そして「わたしを離さないで」は映画も観に行き、その世界観の解釈が見事だったのでDVDも買い。。。「日の名残り」の映画のほうも未だにアンソニー・ホプキンスとエマ・トンプソンの最後の別れのシーンとか目に焼き付いています。

ところで、カズオ・イシグロの出版の版権はSF小説等でお馴染みの早川書房がすべて持っているのですが、思わず株価をチェックしようとして上場していないことに気が付きました。出版はKADOKAWAとかベネッセは上場しているけれど、やはり資金調達できる代わりに株主の意向をうかがう経営とは折り合わない企業なのかも、とふと考えたり。私のいつもとは違う視点だなあとちょっと可笑しくなりました。
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Posted on 2017/10/06 Fri. 10:45 [edit]

category: 日々

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三回忌  

sankaiki
三回忌、無事に終わりました。
東京からダンナ方の親戚が、そして私の妹家族がリフォーム後の家に訪れてくれました。ダンナ兄が息子に「お父さんに似てきたなあ~」と開口一番。2年経つと大人はそれほど変わらないけれど、子供はぐんと成長するものね。三回忌の法要のあとの食事会のときにもたまたま席を外していた喪主の私の替わりに、挨拶をして親戚の涙を誘っていました。いとこの子供たちもこの2年で何回も会うことができて、それはそれで良かったのかも。こういう法事でもないと東阪だとなかなか会えないからね。

私個人的にはダンナ死去から四十九日・初盆に一周忌の一連の流れ、それと手続き、相続、家の断捨離からリフォーム完了まで突っ走ってきての、本当の意味での「一段落」です。なんだか肩にのしかかっていたものがすべて外れて、ほっとしました。今度こそ必ず自分を緩めて自分のために時間を使います。まずはエステでも予約しようかな。

だからといって悲しみは癒えたとはとても言えずなのですが、不意にやってくる悲しみにも少し穏やかに対応できるようになったという感じです。FBとかでこの時期に上がってくる「2年前の今日の写真」とか、自分のスマートフォンに入っている2年前の前後の写真とかは見るのは今でも辛い。でも何かの時にふと思い出す気持ちが悲しいものだけではなくなってきた。そして私や子供たちや親せき以外で、「ダンナのことを思い出したよ」と聞くととても嬉しいです。まだ人の心の中に生きているなあと。
そしてダンナの葬儀の時に喪主のあいさつとして引用させてもらったガンジーの言葉「明日死ぬかのように生きろ。永遠に生きるかのように学べ(Learn as if you will live forever,Live as if you will die tomorrow」をいつも命日の日に思い出し自分の気を引き締めます。ダンナはそんな風に生きてきた人だから。

写真は墓所の近くに咲いていた紫陽花。ダンナの亡くなった時には余裕がなくて気が付かなかった。きっとその時も綺麗に咲いていたんだろうね。

Posted on 2017/07/06 Thu. 15:28 [edit]

category: 日々

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自分の生を生きること  

この方の文章にふと行き当たった。

このブログはほとんと生活のログみたいなもので、特に何を読者の方に伝えるというよりは自分の日記を少し公開しているようなもの。なのでこういうエントリーは自分でも珍しいと思う。でもやはり「大事だった家族がいなくなった」後の気持ちや様子としてとても共感したので書き留めておく。

三回忌を前に、うちの子供たちはガンで亡くなった海老蔵さんの奥さんの麻央さんやこのブログの方よりは子供たちは大きかったけれど、このブログを書いた人の子供たちと同じく精神的に大きく揺れることもなく、自暴自棄になることもなく普通で前向きな日常を過ごしてきていると思う。

時に私が「ちゃんと自分の中でこの出来事を昇華しきれているのか?」と逆に不安になるほど、穏やかで明るく落ち着いて感情的になることもなく。

でもここで書かれている通り、赤ん坊のころから小学生までダンナは私よりも逆に細やかに子供たちと関わってきたと思う。旅を通じて、いろいろな日々の日常を通じて。そしてその濃密な関わりの記憶と注がれた愛情がきっと心の奥のコアとなって、子供たちを支えているのだろう。そういう意味では、ダンナは自分の子供たちに対して十分自分の「生」を生きたのではないか。旅を愛してマラソンを愛して、自分の家族と関わって生きた人生は、途中で意に反して途絶えたとしても十分ここで書かれた「カラフルに彩られた充実した」生だった、と思う。

私もそのように生きたい。そして子供たちはきっと、父親がいなくてもこれからも大丈夫。

Posted on 2017/06/25 Sun. 11:17 [edit]

category: 日々

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完全に落ち着くまでにもう少し  

omiyage

引っ越して3週間弱、日々生活するゾーンは落ち着いてロフトの本棚に本を入れ、エレクターを再度組み立ててそこにモノを収納するところまで行きつきました。このためのフェローズのバンカーズボックスも大量発注しましたよ。たぶんこの週末でいったん片づけは終わり、6月は体育祭その他で週末が拘束される息子と受験と引退前の部活で忙しい娘との週末の調整をしつつ、ベッド等の大型家具をIKEAに買いに行く予定。

家は快適で、家事動線も短く体が脊髄反射的に慣れてきて日々の家事の時間が少しずつ短縮になりました。リフォーム会社の方がアフターフォローで何回か来ていただいて、シンプルなインテリアを褒めていただいたり、カーテンをオーダーして取り付けに来た女性からも「居心地が良いです」と言われたりと家主的にも満足、これからゆっくりより快適にチューニングしていきたいです。あとは余裕があるけど収納の見直し、ラグ設置とテレビボードのオーダーかな。その先は絵をかけたりそんな感じ。

そしてこの間にどたばたの私のバイオリンの発表会も終わりました。音楽系の習い事は私もピアノをかなり長くやっていたこともあり、小さい頃からこつこつ積み上げ、中高生で飛躍的にうまくなるイメージがあるんですよね。なので当然レイトスターターの私は3年目なんですが、年齢的にかなりうまい中学生の後にバッハのブーレを弾きました。(ちなみに前の中学生は真田丸の超絶に難しいテーマ曲)いかんともし難い部分もあると思うのですが、大人になって始めたい楽器ラバーばかりで発表会とかのほうが精神的に穏やかに出られる気もします。でも10年続ければある程度弾けるようになるのも体得しているので、頑張って続けます。
そして娘は沖縄へ修学旅行へ。お土産にダンナのために琉球ガラスの酒器を買ってきてくれました。美しい有名な作家の作品、ダンナも喜んでいることでしょう。

そして7月頭には三回忌を迎えます。それでこの2年間のイレギュラーな生活が完全に落ち着くはず。もう少し、日々TODOリストを静かにこなしつつ、夏を迎えようと思っています。

Posted on 2017/06/08 Thu. 11:07 [edit]

category: 日々

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仮住まい中です。  

roho.png

ご無沙汰しています。
リフォームのために、先週から近くで仮住まいを始めました。それまで捨ててきたと思っていた家のモノたちも、結局箱にして100箱を超えました。そのうち本が20箱ぐらいだからそう考えると平均的な感じかもしれないけれど、これでモノを処分していなかったら恐ろしいことになっていたんじゃないかな。。。

荷物をとりあえず仮住まいに運び込み、必要最低限のものだけ出して生活して1週間。なんだかこれでだけでいいような気がしてきた感じです。引っ越しはモノの整理にちょうどいいというけれど、いざ日が決まっていたら箱詰めだけでせいいっぱいで選別する気力はなかった。結局このまままた2か月後に戻り、そこからゆっくりまた箱をゆっくりあけながら処分していくことになりそうです。
そんな中読んでいるドミニク・ローホーの「シンプルを極める」は、断捨離やモノの現実的な片づけ方から一歩踏み込んだ精神的な在り方みたいなことを書いていて面白い。仮住まい中にゆっくり読み込もうと思っています。私の好きな池澤夏樹の「スティル・ライフ」の一節が引用されていて嬉しかった。こういう精神的な深みにもまた戻っていきたいと、リフォーム後の屋根裏部屋は「秘密の書斎」にしたいなあと目論見中。

引っ越しするのも実に20年ぶりで、その流れや細かいところでは洗濯機や冷蔵庫なんかの実際の処理方法等、夫婦ふたりならダンナに押しつけてしまいそうな事柄も自分でいろいろ学んだことは多かった。これで2か月後家が落ち着いたら、やっと自分のペースで理想の住まいで自分の世界を広げられる。この春はバタバタで子供たちと旅行に行けなかったのが心残りだけれど、今度は屋久島に行きたいとプランを練る予定。

仮住まいも近くなのだけど、ちょっとフィールドが変わって気分が新しくなって悪くはない。歩いて5分で大きな本屋があって、歩いて5分でお洒落でおいしいパン屋があるので、期間限定ながら生活も楽しむつもりです。

Posted on 2017/04/01 Sat. 12:11 [edit]

category: 日々

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